一般社団法人
日本クリニカルパス学会

Japanese Society for Clinical Pathway

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学会概要

一般社団法人 日本クリニカルパス学会 理事長挨拶

本学会の任意団体から一般社団法人への移行について
―ご報告並びにお礼とご協力のお願いー

一般社団法人 日本クリニカルパス学会
理事長副島 秀久

本年10月12-13日に、函館で高金明典会長(函館五稜郭病院 副院長)のもと第19回日本クリニカルパス学会学術集会が開催され、理事会、評議員会、会員総会におきまして当学会の任意団体から一般社団法人への移行が承認されましたことをまずはご報告いたします。定款・諸規則の作成、理事会での検討、評議員会への説明、会員への周知と意見募集など、役員の皆様、事務局のスタッフには、短期間にも関わらず大変なご尽力を頂き、重ねてお礼を申し上げます。

一般社団法人としての登記は2018年9月11日に無事、完了し、今回の学会会員総会終了後の10月12日をもちまして正式に一般社団法人に移行しました。

これを機に今までの経緯と、法人化以降の取り組みについて、この場を借りて改めてご説明申し上げます。

当学会では2012年頃、理事会において法人格取得の検討をいたしましたが、移行手続きや法人格取得後の事務作業、経費負担などを考慮し、法人化のメリットはあまり大きくないという判断で保留としておりました。ただ、1999年に発足した当学会も19年目を迎え、社会的にもまた医学界においても着実に実績を重ねつつあり、その社会的立場も確立されてきました。そういった意味で当学会の透明性や公正性をより高め、社会的信頼度をさらに強固にするために、法人化へ向けて再検討が必要な時期と考えておりました。

これまでの当学会は任意団体として活動を行ってきましたが、任意団体は同じ目的を持った人々のあくまで任意の集まりで、活動の自由度は高いが、逆に社会的信頼度は低く、私的な集団という位置づけでした。組織を構成する人員や予算規模が少ない段階では、任意団体でもその活動にあまり支障はありませんでした。しかし組織が大きくなると、公的あるいは民間資金の導入や借り入れ、諸団体との交流、対外的な交渉に際し、法人格が望ましい場合や求められることがあり、これからの当学会の発展を考えると、この機に法人格を取得する意義は大きいと考えました。

今回の新たな定款をご確認いただければご理解頂けるかと思いますが、基本的な変更は以前の総会に変わり評議員会の権限が拡大すること、社員総会による最終承認など一般社団法人の要件を満たすものとなっております。ただ、組織構造や運営方針は現時点では従前と大きく変わっておりません。今後、細則の整備や、委員選出規定などの改訂などを行いながら、より透明度の高い組織運営を目指したいと考えております。

当学会の事業としまして、現在まで学術集会の開催のほか、教育セミナーの開催、BOMの維持管理と販売、用語解説集や会誌などの出版、パス認定制度など、パスの普及や発展に関連した諸活動を行ってまいりました。今後も、こうした事業をさらに拡大するほか、日本医療情報学会や日本医療・病院管理学会など諸学会とのコラボレーションなどを通して、より一層、社会に貢献できる学会であり続けたいと考えております。今後はこうした活動も「一般社団法人日本クリニカルパス学会」の名称下で行われることとなり社会的認知度は向上すると思いますが、一方でその責任も厳しく問われることとなります。

今後とも当学会の発展のため、会員諸氏のご協力とご理解をよろしくお願いします。

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定義

当学会の公式定義として定めました。

クリニカルパス(略名:パス)の定義
患者状態と診療行為の目標、および評価・記録を含む標準診療計画であり、標準からの偏位を分析することで医療の質を改善する手法
電子クリニカルパス(略名:電子パス)の定義
情報通信技術(ICT)を用いて標準診療計画を作成し、標準診療計画に基づく診療の実施を支援し、患者個別の診療状況とその評価を記録し、逸脱事例の集計と分析などを処理する医療管理手法
電子クリニカルパスシステム(略名:電子パスシステム)の定義
電子クリニカルパスを実現するための情報システム

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設立の趣旨

世界的に医療の標準化の重要性が見直されている今日、患者ケアの質的向上と効率化という、ある面で相反する目標を追求する効果的な医療手段としてクリニカルパスへの関心が高まっています 。

クリニカルパスを効果的に運用するためには、医師、看護婦、薬剤師、栄養士、理学療法士、臨床検査技師、作業療法士、放射線技師、介護福祉士、病院管理者、医療事務担当者、行政側および患者など全ての医療に関わる人々が、チームとして一体となった医療がもっとも必要とされます。さらに様々な医療を支援する企業との連携も不可欠となるでしょう。

本学会は、特にチーム医療によるクリニカルパス手法の更なる普及を目指し、患者中心の医療・ケアにより貢献したいという願いから設立されました。

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事業目的

臨床現場における具体的なクリニカルパスの導入・運用および改善を支援することを目的とします。

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事業内容

  • (1)会員の学術集会、研究発表会講演会などの企画・運営
  • (2)クリニカルパス運用についての助言・相談の提供(ホームページなどを含む)
  • (3)クリニカルパスに関する研究、調査及び教育
  • (4)内外の関係学術団体との連絡、提携及び調整
  • (5)学会誌、ニュースレター等の発行
  • (6)クリニカルパス領域における各種標準化に関すること
  • (7)その他本会の目的達成のために必要な事業

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著作物

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