一般社団法人
日本クリニカルパス学会

Japanese Society for Clinical Pathway

電子クリニカルパス操作における事務職(医師事務作業補助者・クラーク)の代行操作に関する指針(案)の公表とパブリックコメントの募集について

医師の事務的作業負荷の軽減を目的に医師事務作業補助体制が制度化されて10年を経て、現在も医師の働き方改革を進めるためのタスク・シフト/シェアが進められており、医療現場においても多くの事務職が関わるようになってきました。とりわけ電子カルテなどの医療情報システムの操作においては代行入力操作が一般的となっています。代行入力業務は、医師の事務作業を医師事務作業補助として医師の指示の下に行うものですが、医師法に定められた医行為、および保健師助産師看護師法に定められ看護師に認められた相対的医行為および研修を経た看護師に認められた特定行為など各種法令や通知、厚生労働省作成のガイドラインに抵触することがないよう十分な注意が必要です。クリニカルパスを用いた医療ケアも一般化し、多くの電子カルテにクリニカルパス機能が標準搭載されるようになり、この運用にも事務職の関与が重要となっていますが不適切と思われる業務手順も散見されるようになっており本学会にもクリニカルパスに関する代行入力業務に関して問い合わせを受けることも多くなっています。

そこで、日本クリニカルパス学会では2019年10月より各領域からなるプロジェクトチームを設置し理事会とともに「電子クリニカルパスに関連する適切な代行入力操作に関する指針」の作成検討を進めてまいりました。今回指針案を完成させましたのでホームページにて掲載し、広く意見を求めた上で本学会での正式な指針案としたいと考えております。

ご意見のある方は以下を明記の上学会事務局までメールでお寄せください。書面や電話での受付は致しませんのでご容赦願います。

「電子クリニカルパス操作における事務職(医師事務作 業補助者・クラーク)の代行操作に関する指針(案)」(PDF)

【パブリックコメント募集】

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ご意見募集締め切り日:2020年8月31日

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